草刈り作業でトゲが刺さるので革手袋などで保護しましょう。
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アメリカオニアザミ
アメリカオニアザミ(学名: Cirsium vulgare)はキク科アザミ属の多年草で、日本には本来分布していない外来種です。
和名に「アメリカ」とあるが、ヨーロッパ原産のアザミであり、誤解を避けるためにセイヨウオニアザミとも呼ばれています。
この植物は非常に鋭いトゲを持ち、野生の動物や家畜が食べないため、繁殖範囲を広げて他の植物の居場所を奪ってしまうことがあります2。駆除方法として、物理的な除去や熱湯をかける方法が効果的ですが、根気よく定期的に駆除することが大切です1。
オニノゲシ
オニノゲシ(鬼野芥子、Sonchus asper)は、キク科ノゲシ属の越年草です。
ヨーロッパ原産で、世界中に外来種(帰化植物)として分布しています。
日本では各地の道端や畑で見かけることができます。花期は春から晩秋で、タンポポのような黄色の花を咲かせます。葉には刺状の鋸歯があり、触ると痛い特徴があります。
イラクサ
イラクサ(刺草、Urtica thunbergiana)は、イラクサ科イラクサ属の多年草です。
日本では本州の福島県以南、四国、九州に分布し、山地の林縁や湿った場所で見られます。
茎は四角形で縦稜があり、高さは40-80cmになります。葉は卵形から卵円形で、長さは5-15cm、幅は4-10cmです。葉には欠刻状の粗い鋸歯があり、しばしば重鋸歯状になります。花期は9-10月で、雌雄同株です。
雌花序は上方の葉腋につき、雄花序は下方の葉腋につきます。果実は緑色で卵形の痩果です。また、茎や葉に生える刺毛にはアセチルコリンとヒスタミンを含んだ液体の入った嚢があり、触れると強い痛みを感じることがあります。
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